電場を印加すると表面の粘着特性が変化する機能性材料の研究に取り組んでいます。現在は、材料のメカニズムの理論的解明や真空中での特性評価から、制御系を用いた力覚提示装置の開発など基礎から応用まで幅広く研究しています。
加工機のインテリジェント化を目的として、機械と制御の融合によるセンサレス加工力モニタリングの技術開発とそれを応用した加工法を提案します。これらの技術をデモを交えて紹介します。
マスタ・スレーブ型遠隔操作ロボットは、人間が立ち入ることのできない極限環境下での作業遂行を目的として開発されてきた。遠隔操作ロボットの制御法の1つであるバイラテラル制御は、マスタ側へスレーブ側の力覚をフィードバックすることができるため、微細な操作を必要とする医療用ロボットなどの応用が期待される。
本研究室では、個人のさらなる活動支援とそれに伴う消費エネルギーの削減という一見相反する目標を同時に実現するため、実世界における視覚、聴覚あるいは触力覚などの複合感覚情報をリアルタイム伝送する「時空間感覚伝送」技術を開発しています。本ブースでは、新しいテレモビリティによる知覚・行動を体験して頂きます。
近年、人の動作を支援する制御機器の開発に大きな関心が寄せられています。こうした機器においては、人の高操作性、安全性を意識した新たな制御器設計が必要となります。そこで、電動車椅子の高度パワーアシスト、電気自動車の安全運転支援システム、遠隔アシストシステムのための新たな制御器設計論を提案しています。
自律移動機能を持った車輪モジュールを4輪組み合わせ、それぞれを協調動作させることにより、その場回転などの機敏な運動性能を実現したものである。乗用車だけでなくシニアカーや車いすに採用することにより狭い場所における方向転換や横移動など従来にない移動性能の向上が期待できる。