PANEL 101

理論・計算・情報化学を駆使した機能性材料の理解と設計

量子化学計算は、触媒や光機能性材料の機能発現機構の理解に大きく貢献してきました。私たちのグループでは、量子化学計算の結果をデータベース化し、機械学習に用いることで、望む性質をもつ材料の発掘や設計を行っています。また、量子化学計算を量子コンピューター上で実施するための方法の開発も進めています。

理工学部化学科 准教授
畑中 美穂
BOOTH 60

精神疾患の回復や再発予防に向けたソリューション開発のためのウェブ面接中の映像データを含めたデータベース構築

急性期治療後の精神疾患患者を対象に、ウェブ会議システムを用いて定期的に面接を実施し、生活上の課題や困りごとを聞き取り、それに対応する様々な社会サービスの創出を行うためのデータ基盤を構築し、映像・音声データを通じて得られる情報や重症度評価のデータを用いて、回復促進および再発予兆の検出を行います。

医学部ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座 特任教授
医学部医科学研究連携推進センター 特任講師
田澤 雄基
BOOTH 61

働く人の心身の健康やウェルビーイングに資するデータベース構築

都市部のオフィスワーカーから、定期健康診断結果を収集し、WEB調査票で働き方や休み方に関する情報、心身の状態、ウェルビーイングに関する情報を収集しています。将来、これらのデータを様々なセンシングデータと組み合わせることで、心身の健康を増進する介入につなげます。

医学部ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座 特任教授
医学部医科学研究連携推進センター 特任講師
田澤 雄基
BOOTH 62

医工連携によるメンタルヘルスの定量化プロジェクト

医療・ヘルスケア・バイオテクノロジー

近年、世界中でメンタルヘルス対策が重要視されているが、精神疾患に対する客観的バイオマーカーが不足しており、治療評価や新規治療開発の大きな障壁です。我々は診察室、職場環境や日常生活での音声、体動、表情、心拍、脳波、言葉など、様々なデータを用いて、精神疾患とその重症度の客観的判定システムを開発中です。

医学部ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座 特任教授
岸本 泰士郎
来場者登録