マーク表示について

このマークは、慶應義塾保有の特許案件が含まれていることを示します。技術の利用に関するお問い合わせは、会場内の連携相談窓口で承ります。

BOOTH 3

人と共生するAI

情報・通信・AI・エレクトロニクス

人と共生できるAIには,日本ならではの「おもてなし」の能力が必要不可欠であり、この能力は次世代型AIである高度な自律性と汎用性を持つAIそのものです。今回は「おもてなし」のコンセプトデモと、自律汎用AIの中核である、AIが状況を理解しての適切な行動を選択する技術をわかりやすく説明します。

理工学部管理工学科 教授
BOOTH 24

AIを支援するネットワーク型情報探索

情報・通信・AI・エレクトロニクス

適切なデータが提供されてこそAIは機能します。本研究は、AIに提供する信頼性の高い情報を安全かつ高速に探索する技術です。具体的には、潜在的な情報源であるデータベース等を緩やかにグラフとして相互接続する情報ネットワーク構築技術と、高い透明性と安全性を兼ね備えたパーソナライズ可能なグラフ解析技術です。

理工学部情報工学科 准教授
金子 晋丈
BOOTH 35

応用抽象化と総合デザイン

情報・通信・AI・エレクトロニクス

「応用抽象化と総合デザイン」は自然現象に対して「無限」に細かくアナリシスを行う理学と、人工物を付加して所望の機能をシンセシスする工学について、両学問の強みを最大限に活かすことを目指す新しい概念です。複雑化された機能をシンプルに実装するための波動制御や要素記述法について紹介します。

理工学部システムデザイン工学科 教授
BOOTH 39

オンラインSDGsプラットフォームの開発による産官学民連携

SD(持続可能な開発)に関心のある関係者が集ってその知見や経験を共有することができるオンラインSDGsプラットフォームの開発を行っています。産官学民連携の枠組みの構築を通してオープンイノベーションを促進し、以てSDGsの達成や持続可能な世界の実現に貢献できるような研究開発活動に取り組んでいます。

理工学部システムデザイン工学科 准教授
BOOTH 44

脱炭素型まちづくり支援プラットフォーム

社会基盤・インフラ・環境・エネルギー

本ブースは、脱炭素型まちづくりを支援するプラットフォームを紹介します。建物・街区・都市の各レベルにおいて、炭素排出量の現況や脱炭素施策の効果をシミュレーションし、可視化するGISベースのツールです。行政の政策検討、建物管理におけるBEMSの活用、市民団体の脱炭素取組をエビデンスベースで支援します。

環境情報学部 教授
大学院政策・メディア研究科 特任助教
中山 俊
BOOTH 55

高濃度UFBによる難溶性医薬品の溶解(分散)── 化学的検証 ──

医療・ヘルスケア・バイオテクノロジー

医薬品の中には分子間の凝集性が強く、水に溶けにくい性質を持つため、医薬品開発が困難なものがあります。その代表例のインスリンも水には溶けませんが、高濃度UFB水により溶解(分散)することを示しました。ELISA法による測定により、超純水に比べて高濃度UFB水は5倍以上の溶解性を示しました。

医学部 准教授
理工学部応用化学科 教授
寺坂 宏一
BOOTH 60

精神疾患の回復や再発予防に向けたソリューション開発のためのウェブ面接中の映像データを含めたデータベース構築

急性期治療後の精神疾患患者を対象に、ウェブ会議システムを用いて定期的に面接を実施し、生活上の課題や困りごとを聞き取り、それに対応する様々な社会サービスの創出を行うためのデータ基盤を構築し、映像・音声データを通じて得られる情報や重症度評価のデータを用いて、回復促進および再発予兆の検出を行います。

医学部ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座 特任教授
医学部医科学研究連携推進センター 特任講師
田澤 雄基
BOOTH 61

働く人の心身の健康やウェルビーイングに資するデータベース構築

都市部のオフィスワーカーから、定期健康診断結果を収集し、WEB調査票で働き方や休み方に関する情報、心身の状態、ウェルビーイングに関する情報を収集しています。将来、これらのデータを様々なセンシングデータと組み合わせることで、心身の健康を増進する介入につなげます。

医学部ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座 特任教授
医学部医科学研究連携推進センター 特任講師
田澤 雄基
BOOTH 62

医工連携によるメンタルヘルスの定量化プロジェクト

医療・ヘルスケア・バイオテクノロジー

近年、世界中でメンタルヘルス対策が重要視されているが、精神疾患に対する客観的バイオマーカーが不足しており、治療評価や新規治療開発の大きな障壁です。我々は診察室、職場環境や日常生活での音声、体動、表情、心拍、脳波、言葉など、様々なデータを用いて、精神疾患とその重症度の客観的判定システムを開発中です。

医学部ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座 特任教授
岸本 泰士郎
BOOTH 63

身体リンク

医療・ヘルスケア・バイオテクノロジー

本技術は、機能的電気刺激により身体を直接駆動することを可能にする新たなヒューマンインタフェースです。皮膚表面に貼付した電極に流す電流を制御することで、人と人をつなぐ新たなコミュニケーション形態の創生を目指しています。

理工学部システムデザイン工学科 教授
BOOTH 77

現在、生成AI普及への動きが活発になる一方で、データ通信量の増大により消費電力や通信遅延の増加が懸念されています。KPRIでは、大容量、省電力、低遅延のデータ通信を可能な革新的エラーフリーPOF(プラスチック光ファイバー)やリアルカラーディスプレイを実現する光学フィルム等の研究開発を進めています。

慶應義塾大学 教授
BOOTH 80

高度バイオ分析に向けたマイクロ流体デバイスの機能創出

ナノ・マテリアル・ものづくり・ロボット・システム

細胞や生体分子を対象とする超微量バイオ分析に向けてマイクロ流体デバイスが発展しています。本研究では、トップダウン加工で構築したマイクロ構造を用いることで、ドラッグデリバリー基盤の確立に向けた微小流路への人工細胞膜組込法、1細胞操作に向けた微小流路へのマイクロレンズアレイ組込法を開発しました。

理工学部システムデザイン工学科 准教授
BOOTH 85

モーションコピーロボットハンド

ナノ・マテリアル・ものづくり・ロボット・システム

本技術は,人間の手指動作を抽出・保存し、「いつでも・どこでも」再現することを可能にするロボットハンドとその制御の複合技術です。本技術により、接触を含む動作のティーチングの容易化や、実行タスクの複雑化など、ロボットの活躍の場が広がります。

理工学部システムデザイン工学科 教授
BOOTH 86

波動制御

ナノ・マテリアル・ものづくり・ロボット・システム

本技術は、分布定数系に基づくモデル化方法論により、振動システムの波動制御に成功したものです。時間遅れ要素を基本要素とすることで、制御器の複雑化を回避した安定なシステム構築が可能になります。

理工学部システムデザイン工学科 教授
BOOTH 87

加工プロセスの制御 -機械加工から3Dプリンタまで-

ナノ・マテリアル・ものづくり・ロボット・システム

本研究室では機械加工から金属積層造形まで様々な加工プロセスの制御に取り組んでいます。本ブースでは、化学作用や超音波を応用した光学材料の超精密加工、ロボットによる金型研磨加工、アクティブ冷却を応用した3Dプリンタ技術などについて紹介します。

理工学部システムデザイン工学科 教授
BOOTH 89

不溶性の色素を溶かすタンパク質設計

ナノ・マテリアル・ものづくり・ロボット・システム

疎水性の色素化合物を均一に分散させるには有機溶媒を用いる必要があります。これを克服するため、水中でこれらの化合物を溶かす分子の設計を行いました。タンパク質をベースに開発した素材ですので、環境調和性も高い材料です。

理工学部生命情報学科 専任講師
川上 了史
PANEL 97

エネルギー材料としての層状酸化物と層状複合アニオン化合物(MALC)

ナノ・マテリアル・ものづくり・ロボット・システム

弊研究室内にて研究開発を完結した「混合アニオン化合物鉄系超電導線材とその製造方法 (特許6814007号、特許満了日2036年9月29日)」とともに、同じ研究分野の関連トピックスである「超伝導関連銅酸化物層状化合物と鉄系複合アニオン層状化合物の酸素発生反応電気化学触媒性能」を紹介します。

理工学部物理情報工学科 教授
理工学部物理情報工学科 助教
浪田 秀郎
大学院理工学研究科 助教(研究奨励)
何 浩
PANEL 99

非線形ラマン・顕微鏡用モジュールの開発

医療・ヘルスケア・バイオテクノロジー

生細胞や生体組織の分子情報をそのままのサンプルから高速に取得できるラベルフリー・分子イメージング手法の一つとして、非線形ラマン散乱を用いた顕微鏡が注目を集めています。本研究では、通常の顕微鏡にドッキングできる非線形ラマン・顕微鏡用モジュールの開発を進めています。

理工学部生命情報学科 教授
PANEL 104

海洋シアノバクテリア由来抗真菌薬リードの創出

医療・ヘルスケア・バイオテクノロジー

海洋シアノバクテリアが産生する天然物は、抗がん・抗寄生虫活性などの多彩な生物活性を示し、医薬品の候補物質として注目されています。一方で、それらの抗真菌活性については報告が少なく、研究が進んでいませんでした。そこで、本研究では抗真菌活性を有する海洋シアノバクテリア由来の新規天然物の探索を行いました。

理工学部化学科 助教
PANEL 106

将来のがん治療への発展を見据えた血管擬態の研究

医療・ヘルスケア・バイオテクノロジー

がん細胞が血管のような構造体を作り出す現象(=血管擬態)は、がん患者の生命予後を悪化させることが報告されており、有望ながん治療標的の一つとして近年注目されています。私たちは、ゲノム編集技術を用いて血管擬態のメカニズムについて解析しており、将来のがん治療に貢献することを目指した研究を行っています。

理工学部応用化学科 助教
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