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連携技術セミナー
今回のセミナーは、「平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞」受賞者の3名による講演を行います。
最新の技術や研究成果、特定の研究テーマに関する新しいアプローチや将来性など情報収集にご活用ください。
10:45―11:15
テラヘルツ偏波イメージングによる非破壊検査
テラヘルツ電磁波は紙やプラスチックなどを透過するため非破壊検査用の光源として注目を集めています。本講演では、講演者のグループが発明・開発したテラヘルツ電磁波の偏波計測技術について紹介し、テラヘルツ偏波情報を用いた新しい非破壊検査事例を示します。
理工学部 物理学科 准教授 渡邉 紳一
13:00―13:30
信号処理工学への数理的アプローチ 技術革新に向けて
信号処理工学を中心とした数理工学を研究し、情報通信工学・音響工学・脳科学など様々な分野で普遍的に役立つ基盤技術の構築を目指しています。一例として、凸解析と不動点近似を軸に、数理モデルの適応選択問題を凸関数列の漸近的最小化問題として定式化し、その解を適応的に求めるアルゴリズムの構築に成功しました。
理工学部 電子工学科 専任講師 湯川 正裕
15:10―15:40
電気粘着エラストマの開発と応用
電気で粘着性が変化する“電気粘着エラストマ”を開発しました。シート状にして使うことで、シート表面の粘着力を電気制御でき、ブレーキ、クラッチ、保持装置を基本として、様々な装置に応用展開できます。本講演では、電気粘着現象の観察動画含め、特性から応用方法まで紹介します。
理工学部 システムデザイン工学科 准教授 柿沼 康弘
※事前に参加登録は必要ございません。
※セミナー会場の場所は、会場マップでご確認ください。