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マーク表示について
このマークは、慶應義塾保有の特許案件が含まれていることを示します。技術の利用に関するお問い合わせは、会場内の連携相談窓口で承ります。
このマークは、連携技術セミナーが行われることを示します。

日本発慶應発の最新非熱的レーザアブレーター
物理情報工学科 教授 荒井 恒憲
本研究室では、不整脈等の心疾患に対してPhotodynamic Therapy(PDT)を用いた非熱的アブレーターを提案しています。本ブースでは、開発中の治療器によるデモンストレーションを行うとともに、作用研究および動物実験の新たな展開について紹介します。

レーザ治療器は新産業を生む!
物理情報工学科 教授 荒井 恒憲
現在、我が国の新産業として医療機器産業に期待が集まっています。我々は豊富なレーザ治療器研究の成果として数多くの有効な知財権を有し、その一部は実用化に向けた段階にあります。

生体機能光制御分子の開発と
光感受性分子標的薬としての応用

応用化学科 教授 戸嶋 一敦
さまざまな疾患には、多くのタンパクや糖鎖が深く関わっています。本ブースでは、これら疾患関連タンパク及び糖鎖を、光照射をトリガーとして、標的選択的に分解し、疾患関連細胞の機能を制御する新しいタイプの生体機能分子の開発と、これらの光感受性分子標的薬としての応用の可能性について紹介します。

標的タンパクを選択的に単離・機能化する新手法の開発と応用
応用化学科 専任講師 高橋 大介
さまざまな疾患には、多くのタンパクが深く関わっています。本ブースでは、これら疾患関連タンパクを、標的選択的に単離・機能化する新手法の開発と、本手法の医療を含めた生命科学への応用の可能性について紹介します。

生体・医療材料のための表面改質
機械工学科 教授 小茂鳥 潤
近年、治療のために金属を人の体内に長期間インプラント(埋入)することがあります。長期間の使用に耐える安全な材料を実現するためには、最近、様々な取り組みがされています。ここでは、最近開発した新しい表面改質プロセスについて紹介いたします。

バイオマテリアルを用いた機能性薄膜
物理情報工学科 准教授 白鳥 世明
近年、自然由来材料を用いた応用研究が広く行われています。当研究室ではカニの甲羅やイカの骨から精製可能なキチンといったバイオマテリアルに注目しました。これらのバイオマテリアルを用いた、ウェットプロセスで作製可能な機能性薄膜の研究を行い、反射防止膜や抗血栓薄膜の作製に成功しました。

光診断技術のための生体モデリング
電子工学科 教授 岡田 英史
実測することができない生体組織中における光の挙動をモデリングし、近赤外光を用いた脳機能イメージングなどの光診断技術への応用を行っています。

ヒトの運動機能解明とBMI(ブレイン・マシン・インタフェース)技術を利用したリハビリテーション
生命情報学科 准教授 牛場 潤一
私たちは脳が身体を動かす仕組みについて、医学部や関連病院と医工連携体制を敷いて研究を進めています。生体計測や信号処理の技術を駆使してヒトの運動制御の仕組みを研究するとともに、脳卒中片麻痺の方の機能回復を目指して、頭で考えた通りに動く装具の開発とその装置を利用したリハビリテーションを行っています。

ダメージレス&ラベルフリー細胞分離デバイス
機械工学科 専任講師 宮田 昌悟
iPS細胞に代表されるように、近年、再生医療分野における研究開発はめざましいものがあります。細胞を用いた医療では、治療効果の高い細胞を生化学的に標識せずに、かつ、操作によってダメージを受けることなく、分離する技術が重要です。ここでは、誘電泳動を用いた細胞ソーティングシステムを紹介します。

画像解析による診断支援システム
物理情報工学科 教授 田中 敏幸
近年、画像解析を用いたコンピュータ診断が注目されています。私たちの研究室では、病理診断、臨床診断、非破壊検査などを対象とした診断支援システムの構築を目標としています。現在、前立腺がん、肺腫瘍、子宮頸がん、脳卒中等による脳損傷などを研究対象としています。

超微細マニピュレーションシステム
システムデザイン工学科 准教授 桂 誠一郎
桂研究室では、顕微鏡で覗いた微小な物体の硬さや柔らかさといった力覚を操作者の手元にフィードバックする「超微細マニピュレーションシステム」の開発を行いました。微細作業を特に必要とされる高難度医療や生産加工作業への応用を目指しています。