PANEL 105

シリル化合物と光触媒による新規分子変換反応の開発

近年ケイ素を炭素の生物学的等価体とみなし、医薬品の一部をケイ素に置き換えるシリコンスイッチと呼ばれる手法が注目を集めています。しかし、未だシリル化合物を合成する手法の開発は十分とは言えません。そこで、本研究では光触媒を用いたフリーラジカルの発生を鍵とする新規シリル化合物合成法の開発を行っています。

理工学部化学科 助教
前田 文平
PANEL 95

ラジカル触媒反応を基盤とするメタ植物ホルモンの創製

ナノ・マテリアル・ものづくり・ロボット・システム

複雑な分子構造をもつ天然物を直接的に構造変換するための触媒化学研究を基盤として、多様な分子ライブラリーを創出しています。特に、ジベレリンのような植物ホルモンに焦点を当て、生長を自在に制御する、あるいは本来的な能力以上の植物機能を引き出す「メタ植物ホルモン」の創製を目指しています。

理工学部化学科 教授
大松 亨介
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