展示テーマ
マーク表示について
このマークは、慶應義塾保有の特許案件が含まれていることを示します。技術の利用に関するお問い合わせは、会場内の連携相談窓口で承ります。
日常空間から宇宙まで: 画像・言語を扱うマルチモーダルAI技術


身近なデバイスから脳活動・宇宙までを解析するマルチモーダルAI技術を紹介します。画像と言語の基盤モデルを用いた実世界検索エンジン、専門家予測を凌駕するAI太陽フレア予測技術、脳波の深層学習と大規模言語モデルによるBMIシステム、画像キャプション評価システムを展示します。

ダイナミックロケーターによる自己組織化ネットワークコントロール型自動運転プラットフォーム
近年フィジカル空間からの膨大な情報をサイバー空間に集積し、解析しフィードバックするサイバーフィジカルシステム(CPS)が提唱されています。本研究では動的に変化する道路状況を把握し、ロケーターを元にした特定の位置にいる車両グループを制御するネットワークコントロール型自動運転の可能性を紹介します。

安全で効率的な協調走行のための車両走行制御とV2X通信技術



自動運転車が安全でかつ効率的に車間通信や経路探索を行うための制御について研究しています。自動運転による交差点通過や車道のレーン変更で生じる、衝突やブレーキの多発などの問題をシミュレーションを用いて検証し、適した通信プロトコルや経路制御を考えます。

データ解析―顧客満⾜度の数値化、経営・マーケティング・スポーツのデータ解析








現在、様々な分野でデータ解析の活⽤が注⽬されています。経営やマーケティング分野では、市場環境や顧客調査データ、Web環境を⽤いたデータ分析が⾏われています。スポーツ分野でもデータ解析の活⽤が実践されています。ここでは、顧客満⾜度の数値化、経営、マーケティング、スポーツ等のデータ解析を紹介します。

光超音波イメージングによるリンパ管の描出

リンパ浮腫の診断や治療にはリンパ管を描出することが大切ですが、リンパ管は無色透明かつ細いため観察が非常に困難です。本研究では、光超音波イメージングという技術を用いて、今までの画像診断装置より詳細にリンパ管を描出し、リンパ浮腫の診断と治療に役立てる臨床応用についてご紹介します。

走査型プローブ顕微鏡による実用ナノ材料の評価


走査型プローブ顕微鏡を用いると、物質をナノスケールで観察することができます。当研究室では触媒、ガス吸着剤、フィラーなど工業利用が期待されるナノ粒子や薄膜などの構造や性質を探求しています。構造を明らかにしたい材料をお持ちの方、プローブ顕微鏡がどういうものか知りたい方、ぜひお立ち寄りください。

エタノールとポリエチレングリコールというありふれた2つの液体を混ぜて、その薄い膜にレーザ光を照射すると、マランゴニ効果により液滴が生成します。この液滴は勝手に動き出し、カオス的に複雑な運動をすることもあります。多くの液滴を同時に作ると、マイクロロボットや人工生命・人工脳へ応用できると期待しています。
