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イベントスケジュール

メインイベント

13:30

14:30
「新国立競技場をつくる」
概  要
建築家・隈研吾の原点は東京オリンピックにある。
1964年東京オリンピック、当時10歳の隈少年は父親に連れられ、丹下健三のデザインした代々木体育館を訪れた。そのデザインに衝撃を受けたことが建築家を志すきっかけとなった。
紆余曲折のあった新国立競技場は、再度のコンペで大成建設・梓設計・隈研吾のチームが射止めた。そのデザインは、ザハ案の3分の2の高さに抑えて、木を積極的に用い、外苑の景色に溶け込んで温かみがある。
新国立競技場の設計を通じて、2020年の東京オリンピックへと「建築」を繋ぐこととなった建築家・隈研吾の哲学と思いを紐解く。
登 壇 者
建築家・東京大学教授
隈 研吾 氏
PROFILE
理工学部 システムデザイン工学科 教授
三田 彰
(インタビューア)
理工学部 情報工学科 教授
山中 直明
(コーディネーター)
※事前の参加登録は必要ございません。
※イベント会場の場所は、会場マップでご確認ください。
※当日、やむを得ない事情によりイベントの内容等を変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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隈 研吾 氏

1954年横浜生まれ。1979年東京大学建築学科大学院修了。85-86年に米国・コロンビア大学客員研究員。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。2001年~2008年、慶應義塾大学教授。2009年に東京大学教授に就任、現在に至る。
近年では、日本国内で、サントリー美術館(2007)、根津美術館(2009)、歌舞伎座(第五期・2013)、中央郵便局KITTE(2013)などを発表。海外では、フランスに、ブザンソン芸術文化センター(2012)、FRACマルセイユ(2013)、ダリウス・ミヨー音楽院(2013)、エントレポット・マクドナルド(2014)、リヨン・コンフリュアンス HIKARI(2015)、中国・杭州で中国美術学院杭州民芸博物館(2015)などを完成させている。
海外での授賞歴には、2002年にスピリット・オブ・ネイチャー・ウッド賞(フィンランド)、2007年にベストグローバルデザイン賞(ちょっ蔵プラザ&シェルター)、2008 年にはフランスのエネルギー・パフォーマンス建築賞などがある。また、RIBA国際会員、AIA(全米建築家協会)名誉会員も務めている。