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マーク表示について
このマークは、慶應義塾保有の特許案件が含まれていることを示します。技術の利用に関するお問い合わせは、会場の連携相談窓口で承ります。
このマークは、連携技術セミナーが行われることを示します。


医用ハプティクス
システムデザイン工学科 教授 大西 公平
遠隔操作ロボットは、人間が立ち入ることのできない極限環境下での作業遂行を目的として開発されてきました。遠隔操作ロボットの制御法の1つであるバイラテラル制御は、操作者に操作対象から受ける触覚をフィードバックすることができるため、精確な操作を必要とする医療用ロボットなどへの応用が期待されています。

人の動作支援を目指した高度制御機器
システムデザイン工学科 教授 村上 俊之
近年、人の動作を支援する制御機器の開発に大きな関心が寄せられています。こうした機器においては、人の高操作性、安全性を意識した新たな制御機器設計が必要となります。そこで、電動車椅子の高度パワーアシスト、電気自動車の安全運転支援システム、遠隔アシストシステムのための新たな制御機器設計論を提案しています。

力を感じる次世代加工機の開発
システムデザイン工学科 准教授 柿沼 康弘
加工機のインテリジェント化を目的として、機械と制御の融合によるセンサレス加工力モニタリングの技術開発とそれを応用した加工法を提案します。具体的には、微細工具接触検知、力制御加工法、位置と力のハイブリッド加工、研磨技術の自動化などです。これらの技術をデモとビデオを交えて紹介します。

電気粘着シートの新展開
システムデザイン工学科 教授 青山藤詞郎
准教授 柿沼 康弘
電気で粘着性が変化する"電気粘着シート"を開発しました。電圧を印加することで、サラサラのシートがベタベタになり、その粘着力を電気的に制御できます。ブレーキ、クラッチ、保持装置を基本として、様々な装置に応用展開しています。ブースでは、開発した応用デバイスの展示とデモを交えてご説明いたします。

人の生活に役立つマイクロシステム
機械工学科 准教授 三木 則尚
三木研究室では微細加工技術を用いて、触覚ディスプレイや眼鏡型視線検出システムなどのICTデバイスや、細胞や細菌をハンドリングするLab-on-a-Chipなど、様々な角度から人の生活に役立つマイクロデバイスの開発を行っています。

四輪独立全方位移動車両の開発
システムデザイン工学科 准教授 中澤 和夫
自律移動機能を持った車輪モジュールを四輪組み合わせ、それぞれを協調動作させることにより、その場回転などの機敏な運動性能を実現したものであります。乗用車だけでなくシニアカーや車いすに採用することにより狭い場所における方向転換や横移動など従来にない移動性能の向上が期待できます。

混合技術の新たな展開
機械工学科 教授 植田 利久
工学一般に広く用いられるだけでなく、食品分野、医療分野などでも重要な役割を演じている混合技術は、近年、カオス応用技術として、あらたな体系化が進められています。そこで今回は、特に高粘度液体の混合などを中心に展示します。

反応性流体力学の新展開
機械工学科 教授 植田 利久
反応性流体力学の応用技術として、燃焼技術と改質技術を紹介します。燃焼技術としては、非定常燃焼技術、メタンハイドレートの燃焼技術、二酸化炭素ハイドレートによる消火技術を紹介します。また、高純度水素を生成する小型改質器を紹介します。

スキルアキジションシステム
システムデザイン工学科 准教授 桂 誠一郎
桂研究室では、人間の動作そのものをディジタルデータとして保存し、「いつでも・どこでも」再現する「モーションコピーシステム」の開発に世界で初めて成功しました。この技術を基にして、熟練技能者のスキル保存やスキルトレーニングへ向けた産業応用を目指しています。