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マーク表示について
このマークは、慶應義塾保有の特許案件が含まれていることを示します。技術の利用に関するお問い合わせは、会場の連携相談窓口で承ります。
このマークは、連携技術セミナーが行われることを示します。

バイオベースエラストマーの酵素合成
応用化学科 教授 松村 秀一
グリーンケミストリーの観点から、バイオベースモノマーを使用し、リパーゼを用いた酵素触媒重合法により一連の脂肪族ポリエステル型エラストマーを得ました。具体的には、ポリエポキシリシノール酸を架橋させることで透明なエラストマーを、また長鎖アルキル鎖を有するコポリエステルから熱可塑性エラストマーを得ました。

インクジェットプリント技術による
医療・環境分析用化学センサー

応用化学科 准教授 チッテリオ・ダニエル
インクジェットプリント技術は、大量生産が可能な方法として工業分野で利用されています。当研究室では、安価な紙やプラスチックを基板とした医療・環境分析のための化学センサーの開発を1台のインクジェットプリンターのみで行っています。

空気流動真空蒸発法による
VOCを除去した廃溶剤の新たな再生技術

応用化学科 教授 田中  茂
生産活動で排出されたVOCを除去した溶剤の多くは、産業廃棄物となり処理されています。廃溶剤を再生しリサイクルすることは、コスト的にも環境負荷を低減するうえでも重要な課題です。そこで、空気流動真空蒸発法を用いて、廃溶剤中のVOCを蒸発分離し廃溶剤をリアルタイムで効率良く再生する技術を実用化しました。

人の舌と感覚を再現した味覚センサーとその応用
応用化学科 教授 鈴木 孝治
味を定量化し、人の感覚を再現した味覚センサーにより、(1)売上に貢献した事例、(2)TVなどメディアに取り上げられた事例などを紹介します。既にこの技術を活用した企業様の数は100を越え、続々とリピーターになっています。実際の分析の様子も実演いたします。

健康・環境・医療・バイオイメージングに向けた
化学センサー・プローブ

応用化学科 教授 鈴木 孝治
健康・環境・医療に向けた、より高度な化学センサー・バイオイメージング用プローブの開発を行っております。今回は当研究室で開発された(1)多検体の分析が可能な高輝度蛍光・発光色素(2)病変をターゲットとしたMRI用造影剤(3)細胞イメージング用プローブをご紹介します。

空気清浄フィルタ応用へむけた
高耐水、高耐久性ナノファイバ膜の作製と評価

物理情報工学科 准教授 白鳥 世明
ナノファイバ作製技術を用い、様々なアプリケーションを創出し、エコ、省エネをテーマに複数の応用例を紹介しています。一例として、非常に高い捕集効率を持ち、圧力損失の低いフィルタ膜を作製し、高強度と高耐水性を併せ持つ高性能フィルタ膜の作製に成功しました。