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マーク表示について
このマークは、慶應義塾保有の特許案件が含まれていることを示します。技術の利用に関するお問い合わせは、会場の連携相談窓口で承ります。
このマークは、連携技術セミナーが行われることを示します。

スマートエコデザイン
機械工学科 教授 山崎 信寿
人間工学を駆使し、弾性素材を利用した高負担動作補助衣服、首の形やマットレスの沈み込みまでを利用した仰側臥位対応枕、女性の体格と意識にこだわった自転車のサドルやペダルなど、人間本来の動きと形を利用したスマートな省エネデザインを提案します。ブースにて理屈あるシンプルさを体感してください。

嗅覚ディスプレイの医療への応用
情報工学科 教授 岡田 謙一
今日の健康診断では、視覚や聴覚の検査は行われているものの嗅覚の検査は行われていない。そこで、我々の開発した精密な嗅覚ディスプレイを応用し、実用的な嗅覚能力測定法を構築した。微小時間の香り提示であるパルス射出を使用し、手軽に円滑に測定を行っていく。

米国におけるサンスクリーン剤の
性能評価法の問題点についての研究

応用化学科 教授 朝倉 浩一
米国においては、サンスクリーン剤がBROAD SPECTRUMであると評価されると、「皮膚ガンのリスクを高める」などのWarning表示が不要となります。ところがその評価測定において、サンスクリーン剤の塗工方法を操作するだけで、簡単にBROAD SPECTRUMの基準を満たすことができてしまいます。

レーザで血管内を診る・治す
物理情報工学科 教授 荒井 恒憲
本研究室では、血管病変部に対しレーザ光を用いた低侵襲かつ選択的な診断・治療を提案しております。ブースでは、動脈硬化病変に対する診断・治療技術の研究に関する展示を行います。加えて、本研究室で開発したレーザ照射による新しい治療に関しても展示します。

日本発慶應発の不整脈最新レーザ治療
物理情報工学科 教授 荒井 恒憲
本研究室では、心房細動をはじめとする不整脈に対してPhotodynamic Therapy(PDT)を用いた低侵襲な治療を提案し、研究を展開しています。ブースでは、開発中の治療器によるデモンストレーションを行うとともに、研究内容の紹介ビデオを放映する予定です。

生体・医療材料のための表面改質
機械工学科 教授 小茂鳥 潤
近年、治療のために金属を人の体内に長期間インプラント(埋入)することがあります。長期間の使用に耐える安全な材料を実現するために、最近、様々な取り組みがされています。ここでは、最近開発した新しい表面改質プロセスについて紹介いたします。

電波を用いた見守りシステム
情報工学科 教授 大槻 知明
カメラを用いずに人の状態や位置を検出可能な電波センサを紹介します。一人暮らしのお年寄りの見守りや、家庭内で事故が多い浴室・トイレなどの見守りも可能です。侵入検知センサとしてセキュリティにも使えます。

ナノスケールマニピュレーション
システムデザイン工学科 准教授 桂 誠一郎
桂研究室では、顕微鏡で覗いた微小な物体の硬さや柔らかさといった力覚を操作者の手元にフィードバックする「ナノマニピュレーションシステム」の開発を行いました。微細作業を特に必要とされる高難度医療や生産加工作業への応用を目指しています。

脳を知り、脳を活かす。
―脳科学を活かしたリハビリテーション機器の開発―

生命情報学科 専任講師 牛場 潤一
私たちは脳が身体を動かす仕組みについて、医学部や関連病院とともに医工連携体制を敷いて研究を進めています。研究成果は、精緻なCGアニメーションによるアーカイビングも交えて教育活動に還元しつつ、脳卒中片麻痺の方の機能回復を目指して「頭で考えた通りに動く装具」などの開発を行っています。