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Pre- KEIO TECHNO-MALL 2020 セミナーシリーズ(第3回)

最先端フォトニクスと産業応用
2020年11月4日(水)10:00 - 12:15

慶應義塾大学理工学部における先端的光デバイス研究について紹介します。本日のテーマのシリコン波長選択光スイッチ、ナノカーボン発光/受光素子、多波長光源、ポリマー光導波路などは、光通信をはじめとする多くの技術分野におけるキーデバイスです。私達は、様々な産業での利用を目指して、実用化に向けて研究を進めています。

対   象
光デバイス技術、光通信技術とその産業応用について興味のある方
プログラム
<司会進行> 慶應義塾大学理工学部 電気情報工学科 助教 保坂 有杜
 
1
10:00
プレテクノモール開会挨拶、プログラム説明
  慶應義塾大学理工学部 電気情報工学科 教授 津田 裕之
 
2
10:05 - 10:30
大容量光ネットワーク用波長選択光スイッチ
 
慶應義塾大学理工学部 電気情報工学科 教授 津田 裕之
 
大容量光ネットワークのノードを構成するには、波長毎に信号の方路を切り替える波長選択光スイッチが不可欠です。シリコンフォトニクス技術を利用した波長選択光スイッチの構成と性能、実用化に向けた課題などについて述べます。また、新規材料による光スイッチ研究についても紹介いたします。
 
3
10:30 - 10:55
ナノカーボン材料を用いたチップ上光電子デバイス
 
慶應義塾大学理工学部 物理情報工学科 准教授 牧 英之
 
シリコンチップ上での集積光デバイスであるシリコンフォトニクス上では、シリコン上にダイレクトに形成可能な光電子デバイスが必要とされております。新たな光電子デバイス材料としてナノカーボン材料に注目し、シリコンチップ上でのナノカーボン発光素子・受光素子・量子光源について紹介いたします。
 
4
10:55 - 11:20
大容量光通信のための多波長光源
 
慶應義塾大学理工学部 電気情報工学科 教授 田邉 孝純
 
今日のインターネットを支える大容量光通信では、異なる光波長にそれぞれ異なる情報をのせて一括して光ファイバ伝送する波長分割多重通信と呼ばれる手法が用いられています。波長分割多重光通信では、異なる波長のレーザ光源をチャンネルの数だけ準備する必要があります。多波長光源を単一デバイスで実現できれば、コストや消費電力を大幅に削減できます。次世代の多波長光源の原理や実用化に向けた課題について紹介いたします。
 
5
11:20 - 11:45
オンボード・オンチップ光モジュールのためのポリマー光導波路
 
慶應義塾大学理工学部 物理情報工学科 教授 石榑 崇明
 
データセンタ内ネットワークの広帯域化、高密度化に対応するために、電気-光信号分岐点を、従来のボードエッジからボード上、さらにはチップ上へ集積化する技術開発が活発化しています。これらオンボード・オンチップ光モジュールの実現にむけたCo-Package化技術への応用展開が期待されるポリマー光導波路の研究について紹介いたします。
 
6
11:45 - 12:15
ブレイクアウトセッション & バーチャル名刺交換
主催:慶應義塾先端科学技術研究センター
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