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Pre- KEIO TECHNO-MALL 2020 セミナーシリーズ(第2回)

社会に向けた理工学部の医工連携
2020年10月22日(木)15:00 - 17:30

近年のテクノロジーの進歩に伴い、大学の医工連携研究の成果を社会に還元する形は多様化してきています。それらの取り組みについて、実際に医工連携研究に関わっている理工学部教員が、研究内容のみならず、産業界や社会への研究成果の発信活動、またその課題や要望などについて紹介し、ディスカッションを行います。
本セミナーは、12月18日(金)に開催するKEIO TECHNO-MALL(慶應科学技術展)で企画されている医学部と共同で行う医工連携に関する講演やCOVID-19に関する講演で取り上げるトピックへの導入としてお届けします。

対   象
未来志向型の研究/技術開発/ビジネスモデル等の開発・提案、特に以下の領域にご関心をお持ちの方
医工連携、COVID-19、大学発ベンチャー、AI技術活用
プログラム
<司会進行> 慶應義塾大学理工学部 機械工学科 准教授 尾上 弘晃
 
1
15:00
ご挨拶 プレテクノモールを行うにあたって
  慶應義塾大学理工学部 機械工学科 准教授 尾上 弘晃
 
2
15:05 - 15:40 COVID-19対応における医工連携の新しい取り組み
メドテックデザインプロジェクト:
COVID-19対応からの学びを新たな連携の形に
 
慶應義塾大学理工学部 機械工学科 教授 竹村 研治郎
 
COVID-19パンデミックによって世界は混乱しています。ワクチンや特効薬がない現在、有効な対策はStay at homeやSocial distancingの言葉に象徴されるように極めて原始的で、私たちの生活は大きく変わりました。不便さに耐え、元の生活を取り戻す努力も大切ですが、COVID-19緊急対応プロジェクトからの学びを通して社会をよりロバストなものにすることこそ、次なる危機への備えであるとも言えます。このために、実社会との連携を伴う新たなメドテックエコシステムの必要性を提言します。
 
3
15:40 - 16:15 理工学部発の医療系ベンチャー事例
科学的エビデンスに基づいたBrainTechの事業化と科学への還元
 
慶應義塾大学理工学部 生命情報学科 准教授 牛場 潤一
 
脳という臓器は私たちそのものです。その機能のメンテナンスや疾病からの回復を実現する技術の誕生は、長年にわたって切望されてきました。本講演では、脳波センサ、AI、ロボティクスが融合した先進技術「ブレイン・マシン・インターフェース」を使った神経再生医療の取り組みを紹介します。また、理工学部発のスタートアップConnect株式会社の経営経験も踏まえながら、大学の知を社会実装し、科学へ還元する取り組みについて話します。
 
4
16:15 - 16:50 理工学部のAI技術と医工連携
画像AI技術の医療応用、その現状と可能性
 
慶應義塾大学理工学部 電気情報工学科 教授 青木 義満
 
畳み込みニューラルネットワークなどの深層学習技術の発展により、画像センシング分野における技術革新と産業応用が促進されています。医療分野においても、大規模な画像データと専門医の付けたラベルデータを用いることで、従来では困難であった様々な画像診断支援の実現可能性が高まっています。本講演では、画像AI技術の動向と医療応用の現状、課題について述べると共に、今後の可能性について議論します。
 
5
16:50 - 17:30
ブレイクアウトセッション & バーチャル名刺交換
 
希望者を各講師のブレイクアウトセッション(個別のミーティングスペース)に各回5名程度を上限にご招待します。希望者多数の場合は、しばらくお待ちいただく事になります。
主催:慶應義塾先端科学技術研究センター
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