昨今において取り上げられているエネルギー、生成AI、量子コンピューティングなどの社会課題は、多くが理工系分野に関わるものであり、社会における理工学部・理工学研究科の役割が重要性を増していると感じています。理工学部・理工学研究科では2000年に産学連携の機会を拡大することを目的として慶應義塾先端科学技術研究センター(KLL)が設立されました。KLLは今年で設立26年目を迎えることになりますが、慶應義塾における科学技術の様々な研究成果を社会に広く紹介することで、理工学部における研究活動を積極的に社会と結び付けることを目的として活動を続けております。その活動の一環であるKLL主催のKEIO TECHNO-MALL(慶應科学技術展)も26回目の開催となります。

 理工系分野における社会課題では、自然現象、自然法則を適切に理解することが必要不可欠であり、実証的に真理を解明し問題を解決していく科学的な姿勢、いわゆる「実学の精神」がより重要な位置付けになると考えています。こうしたことを踏まえ、理工学部・理工学研究科では新しい大学院体制の創設や産学官連携のための施設(YIL: Yagami Innovation Laboratory)の立上げが行なわれています。

 本年度のKEIO TECHNO-MALLでは、実学(サイヤンス)の場として多彩な次代への架け橋なるべく、多くの出会いが実現できることを期待しています。今回も医学部との共催が予定されており、異分野融合や各種文化の融合を意識した研究プロジェクトも多く見られることと思います。産学連携の活気を肌で感じ取れる交流を期待して、また新たな発見の機会が得られますことを願いつつ、多くの皆様に出会いの場が提供できるものと考えております。

慶應義塾大学理工学部長
村上 俊之

 KEIO TECHNO-MALL(慶應科学技術展)は、慶應義塾大学の研究成果を紹介し、慶應義塾大学と企業や外部研究機関との連携を推進することを目的としています。大学が主催する理工系展示会の先駆けとして2000年に初めて開催され、今回は26回目の開催となります。理工学部だけでなく、医学部、SFC*等も展示を行います。

  “「 実学」の原点-多彩な次代への架け橋”をコンセプトとして東京国際フォーラムにてKEIO TECHNO-MALL 2025を開催いたします。展示ブースでは、慶應義塾大学で実施されている先進的な研究の成果、事業の芽が展示され、教員や研究者が自ら説明を行い、来訪者の皆様と研究内容の枝葉末節に至るまで、展示物を見ながら直に議論する場を提供します。今年は、新しく慶應義塾大学理工学部と社会を結ぶYagami Innovation Laboratory(通称「YIL」)が開設され、大学院改組が始まり、オープンイノベーションを加速しています。これらの最新状況も紹介予定です。皆様には、是非、KEIO TECHNO-MALL 2025を訪れて新技術を体感して、慶應義塾大学の研究者との絆を構築して頂きたいと思います。

*湘南藤沢キャンパス

慶應義塾先端科学技術研究センター 所長
津田 裕之

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