

 慶應義塾大学理工学部長/同大学院理工学研究科委員長 真壁 利明
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恒例となりましたKEIO TECHNO-MALLも8年目を迎え、"New Fusion KEIO"を基調に今年のテクノモールを企画しております。慶應義塾の理工学部・理工学研究科の大きな特徴の一つは、学科と専攻の関係で表現しているように学問のあいだの垣根をこえた融合、Academic Fusionの中から萌芽的な新しい分野を育てる仕組みにあります。この環境の中で日々活動を続けている教員スタッフとともに、若手研究者や大学院生がその研究・開発成果を社会にご紹介しその内容を問う機会がKEIO TECHNO-MALLです。
大学の使命は言うまでもなく一に教育、二に研究です。科学技術の発展の方向が多様化している現在、大学が発信する研究成果をもとにした社会貢献活動はますますその重要性を増しています。この意味で慶應から生まれた多種多様な研究成果が社会の目利きに触れさらなる飛躍の機会と、あるいは、今後の社会連携の起点となればこれ以上の喜びはありません。学会活動とともに「個発の技術」が集うこの機会を大切にしてゆきたいと考えています。
皆様の忌憚のないご意見を生きたかたちでブース担当者などへ頂けましたら幸いです。
慶應義塾大学理工学部長/同大学院理工学研究科委員長
真 壁 利 明
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