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マーク表示について
特許出願あり
このマークは、慶應義塾保有の特許案件が含まれていることを示します。技術の利用に関するお問い合わせは、会場内の連携相談窓口で承ります。
ショートプレゼンテーション
このマークは、ショートプレゼンテーションが行われることを示します。
KIF研究プロジェクト
このマークは、理工学部創立75年記念事業プログラムの一環である、慶應義塾イノベーションファウンダリー(KIF)での研究活動が進められている展示を示します。

医工連携ゾーン

慶應義塾大学は、従来から医学部と理工学部が協力して研究を行っています。その領域は医学的な研究に止まらず、近年はロボット、認知科学、さらにはビッグデータ利用といったところまで広がっています。慶應義塾が誇る代表的な医工連携技術をご紹介します。
ショートプレゼンテーション
「医工連携研究からはじまるイノベーション創出(あるいはベンチャー創出)」
時間/14:45~15:45  会場/ショートプレゼンコーナー①
慶應義塾では従来より医工連携が活発に行われていますが、近年ではその研究成果をベンチャーとして社会実装を目指すプロジェクトが増加しています。本ショートプレゼンテーションでは、眼科・整形外科・形成外科がそれぞれ理工学部と連携し、ベンチャーとして社会実装を目指しているプロジェクトをご紹介し、今後の医工連携ベンチャー成功のキーポイントについてディスカッションを行います。
モデレーター:医学部 精神・神経科学教室 助教 田澤 雄基
登壇者:医学部 眼科学教室 特任講師 早野 元詞
医学部 整形外科学教室 助教 中島 大輔
医学部 形成外科学教室 特任助教 梶田 大樹
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医工連携ゾーン
世界初! 心拍だけで睡眠を詳細に5段階で判定する
医学部 薬理学教室 教授 安井 正人
医学部 内科学(呼吸器)教室 准教授 福永 興壱
システムデザイン工学科 教授満倉 靖恵
本研究は心拍を計測するだけでREM, NonREM1,2,3, Awakeの5段階を精度よく判定できる世界初の装置を紹介する。
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医工連携ゾーン
医工連携によるメンタルヘルスの定量化プロジェクト
医学部 精神・神経科学教室 専任講師 岸本 泰士郎
システムデザイン工学科 教授満倉 靖恵
近年、世界中でメンタルヘルス対策が重要視されているが、精神疾患に対する客観的バイオマーカーが不足しており、治療評価や新規治療開発の大きな障壁である。我々は診察室、職場環境や日常生活での音声、体動、表情、心拍、脳波、言葉など、様々なデータを用いて、精神疾患とその重症度の客観的判定システムを開発している。
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医工連携ゾーン
生体情報の可視化に向けたプローブと顕微鏡の一体型技術開発
医学部 薬理学教室 准教授 塗谷 睦生
化学科 教授藤本 ゆかり
薬や生体分子などの働きを知るためには、まずそれを「観る」ことが重要となります。しかし分子そのものは光る訳ではなく、また生体組織は光を通しにくいため、このような可視化は困難です。本プロジェクトでは、組織内で分子を可視化するために始められた合成化学と生体イメージング用顕微鏡技術の一体型開発の試みをご紹介します。
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医工連携ゾーン
機能性高分子マイクロゲルを用いた、アデノ随伴ウイルスによる
時空間制御性遺伝子治療DDSの開発
医学部 耳鼻咽喉科学教室 専任講師 藤岡 正人
機械工学科 准教授尾上 弘晃
難聴は、全世界で5億人、本邦でも65歳以上の約1/3が罹患するcommon diseaseです。昨今の遺伝子治療のツールとして中心的存在であるアデノ随伴ウィルスに注目し、理工学部尾上研究室が有するソフトマテリアルのマイクロ・ナノ加工技術を駆使して、難聴の原因となる「内耳」に効果的かつ効率的に遺伝子を導入する技術の開発を行っています。
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難治性前立腺がん細胞に対する診断・創薬ターゲット創出のための
グライコミクス
医学部 泌尿器科学教室 教授 大家 基嗣
生命情報学科 教授佐藤 智典
前立腺がんは、患者数が急速に増加しており、近い将来に男性がんの罹患率が一位になると考えられています。限局がんは根治可能となってきていますが、転移がんに対する治療成績は限定的であるため、その向上が求められています。そこで、本研究では、難治性前立腺がんへの理解を深めるために、細胞機能に関与するグライコミクスを行っています。
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医工連携ゾーン
未分化ヒトiPS細胞の大量培養を可能とする培養基材
医学部 内科学(循環器)教室 教授 福田 恵一
機械工学科 准教授宮田 昌悟
心疾患を対象とするiPS細胞を用いた心筋の再生では、大量の細胞が治療に必要とされます。ヒトiPS細胞の培養では細胞培養用のシャーレやプレートを細胞接着基質でコートする必要がありましたが、大量培養ではこの基質にかかるコストが大きくなることが問題でした。工学的手法を用いて細胞培養用のシャーレやプレートの表面を改質することで、ヒトiPS細胞の培養に必要となるこの細胞接着基質のコート量を大幅に減らすことに成功しましたので、その成果を紹介します。
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