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特許出願あり
このマークは、慶應義塾保有の特許案件が含まれていることを示します。技術の利用に関するお問い合わせは、会場内の連携相談窓口で承ります。
ショートプレゼンテーション
このマークは、ショートプレゼンテーションが行われることを示します。
KIF研究プロジェクト
このマークは、理工学部創立75年記念事業プログラムの一環である、慶應義塾イノベーションファウンダリー(KIF)での研究活動が進められている展示を示します。

化学・生命系グループ展示ゾーン

私たちの身体を創る生体分子、健康や美または疾病に関わる生理活性物質や環境負荷物質、生活を豊かにする機能材料など、私たちの生活は様々な物質と密接に関わっています。今年の「化学・生命系グループ展示」は、このような働き者の「物質」と「生命」をキーワードに、応用化学科、化学科、生命情報学科の15名・16ブースにて、来場者の皆さまに新たな気づきをご提供するとともに、幅広いニーズや興味にお応えいたします!
BOOTH
01
バイオメディカル
医療・福祉
疾病治療薬の開発を目指したタンパク質糖鎖修飾
および生物活性物質の解析
応用化学科 助教三浦 一輝
応用化学科 教授 清水 史郎
タンパク質の翻訳後修飾の1つである糖鎖修飾は、様々な疾病と密接に関与することが報告されています。そこで、私たちは疾病と糖鎖修飾の関係について、ヒト培養細胞を用いて解析しています。さらに、特徴的な生物活性を示す天然物の作用機構解析も行い、これら研究成果を医学などの分野へと応用することを目指しています。
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02
バイオメディカル
医療・福祉
高機能性糖質を効率的に合成する新技術の開発と応用
応用化学科 准教授高橋 大介
応用化学科 教授 戸嶋 一敦
多くの糖質は、医薬品、機能性食品、界面活性剤、および化粧品素材など身近で幅広く利用されており、更なる高機能性糖質の開発が求められています。そこで私たちは、糖と糖、または糖と非糖部分を効率的に連結する新技術の開発と高機能性糖質の創製を目指した応用研究に取り組んでいます。
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03
社会・環境
社会・インフラ
「世界一空気のきれいな地下鉄」を志向した
新規空気清浄技術の開発
応用化学科 准教授奥田 知明
地下鉄構内は閉鎖的空間であり、その空気の汚染が懸念される一方で、これまでその実態については系統的な調査が行われてきませんでした。ここでは、粒子帯電に関する知見と、フィルトレーションテクノロジーを融合させ、地下鉄の車両やブレーキ等から発生するダストを除去する、これまでにない新技術の開発を目指します。
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04
バイオメディカル
環境
CYCLEXプロジェクト:
新規採取法による大気粒子の細胞曝露影響評価
応用化学科 准教授奥田 知明
近年、微小粒子状物質(PM2.5)の健康影響が懸念されています。PM2.5対策を進めるには、どのような物理化学的特性がその有害性に寄与するかを解明しなければなりません。ここでは、大気粒子による細胞曝露影響メカニズムを探るための、大流量サイクロンサンプラーを利用した工学的アプローチをご紹介します。
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19
バイオメディカル
医療・福祉
環境・健康に向けた化学センサー・バイオセンサー
応用化学科 教授チッテリオ・ダニエル
応用化学科 専任講師 蛭田 勇樹
環境・健康に向けた、より高度な化学センサー・バイオセンサーの研究を行っています。当研究室では、(1)機能性蛍光・発光プローブ、センシング用ナノマテリアル(2)紙を基板とした、安価で取り扱いが容易な分析デバイスの開発を行っています。
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20
マテリアル
工業
光って動く有機結晶の作成
応用化学科 助教 三浦 洋平
アザアセン骨格を持つ有機化合物を合成し、溶液状態では発光せず、凝集することで発光する凝集誘起発光特性を示すことを見出しました。また、その結晶は加熱することでジャンプするというサーモサリエント効果も同時に示すことがわかりました。
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21
マテリアル
その他
連続プロセスにおける液滴の制御と利用
応用化学科 専任講師 藤岡 沙都子
食品や化粧品など様々な分野で利用されるエマルションを省エネルギー・省スペースで作製可能、かつ液滴径の柔軟な制御が可能なスタティックミキサーを開発しています。また、液滴を反応場として利用する微粒子の連続製造方法についてもご紹介します。
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22
マテリアル
環境
細胞サイズの環境応答性液滴型ロボット
応用化学科 専任講師伴野 太祐
精密な分子設計にもとづいて合成した両親媒性化合物が形成する細胞サイズの分子集合体は、温度変化や特定の金属イオンの添加などの刺激に応答して形態変化したり、別の分子集合体へと転移したりします。このような液滴型ロボットは、微小空間における探査や化学物質の回収などの技術への応用が期待されます。
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マテリアル
工業
化学系における自発的なダイナミズムの発生と
コスメティック技術
応用化学科 教授朝倉 浩一
生命現象の特徴として自発的なダイナミズムの発生が挙げられますが、人工的な化学系においても、平衡から遠く離れた条件下では同様なダイナミズムが発生します。化粧料は、その使用時に様々な平衡から遠く離れた条件に晒されるので、そこで発生するダイナミズムを制御する技術は極めて重要であるかもしれません。
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24
マテリアル
その他
光に応答するナノ磁石
化学科 専任講師山本 崇史
化学科 教授 栄長 泰明
光刺激によって特性が制御できる材料を開発することは、エレクトロニクス分野において重要な課題のひとつとされています。本研究では、光刺激によって磁石の特性(磁性)を制御することができる、ナノ粒子・ナノシート材料をご紹介します。
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31
マテリアル
環境
光エネルギー変換およびオプトエレクトロニクスを指向した
次世代有機-無機複合材料
化学科 准教授 羽曾部 卓
化学科 専任講師 酒井 隼人
光エネルギー変換やオプトエレクトロニクス分野への利用を指向した次世代有機-無機複合材料の概要について説明致します。
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32
バイオメディカル
医療・福祉
海洋生物から薬のもとを探す
化学科 助教岩﨑 有紘
化学科 教授 末永 聖武
現在使われている薬の中には、生物のもつ物質を参考に創られたものが多く存在します。私たちは新しい薬のヒントになる物質を発見するために、海洋生物に注目し、その成分探索をしています。沖縄の海の生物と、かれらが持つ不思議な構造と作用を持つ物質について紹介します。
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33
バイオメディカル
環境
生き物に学ぶ ―極限環境に耐性を持つクマムシと
無限の再生能を持つプラナリア―
生命情報学科 准教授 松本 緑
人間は、地球上の無数の小さい生物と共存しています。彼らは人間にはない驚異的な生命力を持っています。私たちは、極限状態でも生き残ることができるクマムシと、切断しても再生できるプラナリアについて研究しています。今回は、身近に生息する彼らについて紹介し、その優れた特質の応用を検討できればと考えています。
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34
バイオメディカル
医療・福祉
ナノスケール人工タンパク質カプセルの応用用途の開発
生命情報学科 専任講師 川上 了史
22nmの均質なタンパク質分子カプセルを作っています。用途には、薬や色素を閉じ込めるカプセルなどを考えていますが、このカプセルには他にもいくつかの面白い性質があるため、それらを利用した物質材料としての用途にも応用できる可能性も模索しています。
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35
バイオメディカル
医療・福祉
律動運動を制御する中枢パターン生成器の発生機構解明
生命情報学科 専任講師堀田 耕司
ホヤの遊泳運動制御に関わる神経細胞の発生機構の解明を行っています。
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バイオメディカル
医療・福祉
ポリマーからつくるバイオマテリアル
応用化学科 教授藤本 啓二
応用化学科 専任講師 福井 有香
ポリマーを用いて、微粒子、ゲル、薄膜などの素材、薬剤送達用の担体(バイオポリマー粒子、リポナノカプセル)、医用高分子材料(ポリマー細胞組織体、細胞シート作製用粒子膜)などの開発を行っています。また、微粒子型アトリアクター、微粒子ナノインプリント技術など表面微細加工技術の開発も行っています。
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